球春やドロップカーブ待ちかねて

すったもんだの末に、プロ野球は4月12日セ・パ同時開催となりました。震災・原発事故の影響があったことはもちろんですが、守銭奴的な大人の計算も働いたようで釈然としないものが残りました。選手の意志表明が明快・迅速で立派だったことには、「真実は現場にある」を再認識させられて、清々しいものがありました。野球マンガの草分け、昭和33年に「おもしろブック」に連載された貝塚ひろし作画「くりくり投手」に登場する史上初の魔球が、落ちてから曲がる「ドロップカーブ」と、球が二つに見える「タマタマボール」でした。当時、漫画雑誌は月刊が主流で「少年」、「少年倶楽部」、「冒険王」、「漫画王」などを読みあさったものです.(4/4)

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