聖夜劇もろびとこぞりて崩落す

事例としてどんな事実が起こっているのかを記す気も失せるほど、社会的な事件も、政治的な現象も、あまりに倫理性や論理性を欠いている。うまく理解できない、というのが正直なところ。自分が遅れているのか、時代が進みすぎているのかは定かではないが、どちらであるにせよ支離滅裂と感じさせられてしまう。けれどそれは他者に向けての批判にとどまらず、自分の中にある切歯扼腕とも相通じるものがありそうだ。「出口なし」の感情をかかえたまま、堕落へと急ぐのは、ほら、増殖し過ぎた鼠が集団で入水自殺する、あおの光景に似ているような気がして・・・。(12/20)

コメントは受け付けていません。