立ち位置を定めて凛々し夏相撲

とにかく初日から荒れた。六大関がすべて勝ち、その余波なのか絶対横綱に土が付いた。中日あたりからは場所の主役が目まぐるしく変わる。面白いといえば面白い。ハラハラするといえばハラハラする。頼もしいといえば頼もしい。不甲斐ないといえば不甲斐ない。一日一日でこんなに見通しが変化するものなのか。碁と将棋、柔道と相撲といえば、喩えとして相応しいかどうか分からないけれど、盤面が、土俵が、狭い分だけ一手・一番の持つ意味が重たい。結果について思うこと、言いたいことは色々あるが、兎に角、楽しませて頂いたことは確かである。いやあ、それにしても魂鎮め、この横綱の土俵入りはゾクゾクするほど素晴らしい。夏相撲(5/21)

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