ゴスペルの喉林立して春の山

本来は宗教音楽であったゴスペルソング(ゴスペルには福音という意味があるそうだ)だが、重く訴えるようなイメージから、明るく励ますようなニュアンスへと変化してきたような気がする。そして、宗教世界にとどまらない広い支持者を獲得するに至っている。そう、言ってみれば「人生の応援歌」といった役割を果たすようになってきているのだ。と、回りくどく説明してしまったのは、日本版ゴスペルソング・アルバムを制作したからである。タイトルは「されどわれらが日々」、あの柴田翔氏の名作青春小説から頂いた。もちろんご本人の承諾を得てのことである。そのライヴ・コンサートを、この春に開催しようという次第である。(3/29)

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